2019年からの実績で、Emesent Hovermapを活用し安全かつ効率的な3次元現場計測を実現。

弊社では、2019年の発売当初から最先端のLiDARスキャナー「Emesent Hovermap」をいち早く導入し、インフラ点検、測量・建設といった様々な現場での3次元データ活用を推進してまいりました。危険な場所への立ち入りや、時間のかかる手作業での計測といった従来手法の課題を解決し、安全かつ効率的な現場計測を実現するため、Hovermapの活用は不可欠となっています。

Hovermapの核心は、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAM技術にあります。これによりGPSが届かないトンネル内部や橋梁下部でも正確に位置を把握できます。この技術を基盤に、ドローン搭載による自律飛行スキャンはもちろん、手持ちやバックパック、車両搭載にも対応する圧倒的な汎用性を誇ります。弊社では、現場状況に応じて最適なプラットフォームを選択し、柔軟なデータ取得を行っています。

さらに、最新型である「Hovermap ST-X」も導入しており、より高度なデータ作成を可能にしています。特に、空からのUAV-LiDAR計測では死角となりやすい橋梁の下部や構造物の裏側、植生下の細かな地形などを、Hovermap ST-Xを用いた歩行スキャンで精密に補います。これにより、空と陸からのデータを隙間なく統合し、欠落のないシームレスな高精度3Dデータを構築。このデータは、精緻なデジタルツインの作成やBIM/CIMへの活用に大きく貢献します。

これまで培ってきた豊富な実績と技術力を活かし、お客様が抱える課題に対し、最適な計測ソリューションを提供してまいります。