地上レーザー Leica RTC360

毎秒200万点の高速スキャンで、ミリ単位の高精度3Dデータを短時間で取得するLeica RTC360。

Leica RTC360は、現場の3次元データ取得を高速化・自動化するために設計された、最先端の3Dレーザースキャナーです。地上に三脚で固定して計測するため、UAV(ドローン)や歩行型のSLAMレーザーと比較して高い精度を誇り、ミリ単位の正確性が求められる構造物の計測や品質管理、インフラの維持管理に特に威力を発揮します。

最大の特徴は、毎秒最大200万点の圧倒的なスキャン速度です。高密度な3D点群データと、高品質なHDR(ハイダイナミックレンジ)全球画像をわずか2分足らずで取得し、現場の作業時間を劇的に短縮します。

さらに、内蔵カメラとIMU(慣性計測装置)を用いた独自のVISテクノロジーにより、スキャナーの移動を自動で追跡。従来必須であったターゲットの設置や手動での紐づけ作業なしに、現場でスキャンデータをリアルタイムに自動合成します。

タブレットアプリ「Cyclone FIELD 360」と連携すれば、現場でデータをプレビューしながら作業を進められ、データの欠落を防ぎます。軽量・コンパクト設計(IP54準拠)で持ち運びも容易なため、建設、測量、文化財保護、法科学など、あらゆる分野で3Dリアリティキャプチャの生産性を飛躍的に向上させるソリューションです。